タイの文化が学べる Museum Siam

MRT Sanam Chai 駅の真ん前にある博物館です。タイの文化を学ぶにはかなり良い博物館です。建物も美しいです。

なんとなく食べていたパッタイの歴史なんて、この博物館に来るまで考えもしませんでした。

当たり前に存在している物に再び光を当て深堀りするためのヒントをくれます。

パッタイ
ライスヌードルを炒めた料理は、アユタヤ王朝時代に、中国またはベトナムの商人によりアユタヤに持ち込まれていたが、パッタイが現在のような形で確立したのは1930年代に入ってからのことである。

第二次世界大戦の戦乱と洪水で米不足で米粒ではなくライスヌードルを食べることを奨励、第二次世界大戦後、タイは不況による高い失業率に苦しむこととなった。当時の首相ピブーンは失業対策として国民がライスヌードルの製造・調理に従事することを奨励し、レシピを配布することさえした。これによりパッタイはタイ全土に定着しました。

Wikiより

とあります。結局オリジナルは他の国から入ってきてます。

タイはインドと中国(シナ)の中間に位置するので様々な人種、文化、国や宗教がせめぎ合いながら切磋琢磨して現在のスタイルに落ち着いたのでしょう。

この博物館のアニメーションビデオを見た後にポルトガル人街や中国人街、インド人街に行くと色々な事がすんなりと入ってきます。植民地時代のシンガポールとかなり似ています。

最初の展示室に入ると“タイらしさとは?”と問われます。

まわりの国から色々入ってきた物がタイの中でローカライズされてタイの代表するものとして定着。これがタイらしさなんだなと、最後まで展示を見ていくとわかります。

他国の文化が混ざり合い複雑に絡み合っています。

展示されているものはタイを代表するものだけでしたが、タイの中に存在する他のものを一つ一つ検証すると面白いです。

ガネーシャがあるタイのお寺は仏教、ヒンドゥーが混ざり合っています。昔、友人の家の祭壇を見るとガネーシャの置物が入っていたりして、あれ?と思うことが多々ありました。

ワットアルンの巨大リンガもヒンドゥーから。タイ料理と言われている物も中国やベトナム、マレー、インド、中東、ポルトガルなどから入ってきています。

タイティーは中国とインドの貿易の中間地点に位置していたので根付いてローカライズされたものでしょう。ルークチュップもポルトガルがオリジナルなど、そもそもの起源はどこから?みたいな疑問がどんどん湧いてきます。

この博物館を見ないで中国人街やポルトガル人街を散策していたら味気ない物になっていたでしょう。

これ以外にも色々なタイらしさが紹介されています。タイ人の笑顔には13の意味があるとか、ソンクラーンがどのように進化したかとかなど。

一階の展示は刺青展でした。台湾をはじめとした少数民族の刺青のビデオと展示です。

日本で刺青というとタブー扱いですが、国や民族によって扱いは違うようです。

刺青を入れる道具です。

服のように美しいです。