爆竹が間近で炸裂!迫力のベジタリアンフェスティバル プーケット

数年前から行きたいと思っていたお祭りです。太陽暦の9月9日で西暦のように日にちが固定されているわけではないので毎年スケジュールが変わりタイミングが合わず行きそびれていたのですが、今回は運良くピッタリと合ったので訪れてみました。2019年は9月28日~10月7日です。

ウェブで見るとチェンマイのロイクラトーンは検索結果が多いのにこのお祭りは日本語の情報が少なめです。スピリチュアルで一般受けしないお祭りなので取り上げにくいんじゃないかと思います。奇祭と言われるだけあって凄かったです。今まで見たお祭りの中で圧倒的ナンバーワンじゃないでしょうか。19世期から190年近く続くお祭りです。

お祭りは9日間続きます。前半はオープニングイベントです。ジュイトゥイ寺にてポールが立ち上がり天から神が降臨します。ポールが立ち上がると同時にものすごい量の爆竹が炸裂します。

フェスティバルの幕が開け、頬に串や刃を刺したまま信者たちが神輿と共にパレードを行います。後半4日間は火がついた炭の上を歩いたり剣の梯子を登ったりする苦行を行い、最後は天に戻る神様をお見送りするために爆竹を盛大に鳴らしてクライマックスを迎え幕を閉じます。

我々は9日間も滞在できなかったので前半だけ見ました。約13の神社がパレードに参加しています。

それぞれの神社でスケジュールがあり、それに基づいてパレードをします。

前半はパレードは少なめですが、後半になると参加する神社が増えるので盛大なようです。

こんなに凄いお祭りがなぜクローズアップされないのか?それはたぶん頬に針やナイフや串を貫通させるからでしょう。そして傘や釣竿さえも。。

苦行の数々です。

串やナイフ類を自らの頬に貫通させ、信者たちは行進中にその串の先に果物を刺します。

見るからに痛そうなこの役目の人達は、自ら自分の体を傷つけて厄難を自分に移し、他の人に幸せをもたらすとされているので皆からかなり尊敬されています。
(早朝にお寺で串や刀を刺す儀式があるようですが、さすがに5時起きとなると辛くて起きれませんでした。)

そして何かが乗り移ったかのように目の焦点が定まらずトランス状態になっています。

そしてそれを撮影するためにカメラマンが集まります。パレードの最中、パパラッチのようにパレードに張り付いて撮影していました。

信者の人は全身白装束です。

神輿には神様が乗っているので大衆から物凄い量の爆竹が投げこまれます。担いでいる人が火傷しないのか?と心配になるくらいの量です。

投げ入れる人はガスマスクを装着しています。爆竹が爆発すると鼓膜が破れるくらいの轟音です。
耳から血が出そう。そんな表現がぴったしです。

そして期間中、街中のレストランはベジタリアンメニューになります。
このお祭りの間、信者達は肉や魚、アルコールを断ち、豆腐や湯葉、野菜を食べて身を清めます。

我々は菜食主義ではないので、あえて菜食メニューを提供していないレストランに絞って食べに行きました。菜食料理は皆が思っているほど美味しくないのです。正に食べる苦行。支払うコストに全く見合わないです。初日に失敗して学びました。

最初は恐る恐る見ていたお祭りですが慣れというのは怖いですね。段々見ていて何とも思わなくなりました。むしろ衣装も含めて全体で見ると刺青も相まって、人によっては色のバランスが美しいです。

来年は過激さと爆竹の量が凄そうな後半に参加しようと思います。

耳栓とスタビライザーは必須です。その前にシンガポールのタイプーサムでしょうか。